教育実習の様子をご覧ください。
ヒューマンアカデミー日本語学校東京校では、日本語教師を志す皆様に対して、教育実習の受け入れを行っております。
(詳しくはコチラ⇒教育実習プログラム)
今回は、2023年1月12日~1月20日(1月27日結果報告会)までの期間行われた教育実習の風景をレポートいたします。
実習生の皆様は期間中大忙しです。
ヒューマンアカデミーのオリジナル教材である『つなぐ日本語』の初級授業を学生役として体験したり、「文字語彙」「聴解」「発音・音読」等の科目別指導法についてレクチャーを受けたり、初級・中級・上級クラスの実際の授業風景を見学したり…と、ヒューマンの提供している日本語教育の根幹となる部分を体験していただきます。
それと並行して、行っていただくのが「登壇準備」です。
実習生の皆様は期間中に2回、初級クラスにおいて実際の授業へ“先生”として登壇していただくのですが、教案作成から模擬授業、授業の練習…と、楽しく実りある授業を実現するために時間をかけて準備します。
もちろん、実習生の皆様には登壇していただく初級クラスの担任講師がチューターとしてサポートにつき、しっかりお支えいたします。
チューターの講師は、実習生の皆様の努力や緊張、良い授業を作るための工夫や苦労をずっと側で見守り、模擬授業のフィードバックをしたり、クラスの雰囲気に合わせた授業作りのアドバイスをします。
登壇日の前に、チューター講師の授業をアシスタントティーチャーとして見学していただく機会もありますので、そこから徐々に学生の皆さんとコミュニケーションをとっていただきながらご自身の授業に備えていただきます。
登壇日には学生の皆さんと実習生の“先生”はすっかり打ち解け、明るい雰囲気で指示も通りやすい環境ができあがっています。これはひとえに、実習生の皆様の真摯な姿勢や授業への工夫が、学生の皆さんに伝わったからだと思います。
実習生の先生方に教えていただいた日本語を使って、日本語のメッセージを書きました。
メッセージを考えている時、学生の皆さんは本当にいきいした表情をしていました。知っている日本語の知識をフル活用して、先生方への思いをそれぞれの言葉にして文字にします。
目の前の人や、お世話になった人に言葉を介して自分の思いを「伝えたい」と思う気持ちが、言語の学習の原動力になるんだな…と感じました。
「思いをつなげる言葉を、一つでも多く学びたい」という気持ちを実習生の先生方が教えてくださいました。
学生の皆さんのなかに、実習生の皆様に教えていただいた日本語も含めて「思い出」という名のエピソード記憶がしっかりと残ります。
留学生の皆さんへ、素敵な思い出と刺激を下さったの実習生の先生方に、心より感謝いたします。
今後皆様が日本語教育の道に進まれたとしたならば、今回の教育実習に関わった講師一同非常に幸いです。
教育実習生の先生方、本当にありがとうございました。
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